【6冊目】オシャレ日常系ミステリー「シンデレラティース」(坂木司)

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あらすじ

大学二年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって…。サキの忘れられない夏が始まった。

Amazonより

☆こんな方におススメ☆

*歯医者が苦手な方

*殺人事件や重苦しいミステリーは苦手だけど、謎解きを楽しみたい方

おススメポイント

作者の坂木司さんはミステリーが得意ですが、人が殺されるような物語ではなく、日常の中にひそむ謎や不思議な出来事をミステリーに昇華させているのがとても面白いです。
今回も歯医者を訪れるお客さんにまつわる謎や不思議を歯科の知識も交えながら、ミステリーに転換しているのが最高です。

そして題名になっている「シンデレラ・ティース」は最初と最後にこの本を彩る素敵なスパイスになっています。
題名の不思議さに目を引かれて買ってしまいましたが、ものすごくお洒落な仕掛けに「おおお」となってしまいました。

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