社会派

レビュー

【15冊目】日本でも起こるかもしれない⁉ネット通販と物流に頼る社会の弱点と広がる収入格差に焦点をあてた衝撃の1冊「バルス」(楡周平)

あらすじ 世界最大ネット通販会社《スロット》は、極限に達した物流システムに支えられていた。生命線の宅配便トラックがテロの標的になった時、日本中が機能不全に陥る。格差社会への不満を抱えた「バルス」と名乗る人物による犯行声明がマスコミに...
ミステリー

【13冊目】密室の病院を舞台に繰り広げられる息詰まる心理戦。ピエロの仮面の下に待ち受けるもの「仮面病棟・時限病棟」(知念実希人)

強盗犯により密室と化す病院。息詰まる心理戦の幕が開く! 療養型病院にピエロの仮面をかぶった強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。先輩医師の代わりに当直バイトを務める外科医・速水秀悟は、事件に巻き込まれる。秀悟は女を治療し、脱出...
ミステリー

【7冊目】あなたが誰かの大切な思い出を消さないといけないとしたら?「dele」(本多孝好)

ドラマを見ていなくて小説で初めて作品を見ました。 「依頼者の死後にデジタルデバイスから指定された情報を消去する」という設定が、一般的によくある「故人ことを忘れない」というのとは逆ベクトルであるのが興味を引いて読んでみようと思いました。 ...
ミステリー

【3冊目】現代社会の光と闇について考えさせられる社会派青春ミステリー「希望が死んだ夜に」(天祢涼)

同級生を殺害したとして14歳の女子中学生が逮捕された。 彼女は犯行を認めつつも「なぜ同級生を殺したのか」という理由を一切語らない。 「あなたには何もわからない」―。動機を必死に探す刑事たちは彼女を取り巻く闇を明らかにできるのか? 本...
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